妊娠5ヶ月目(19週)の妻と、安産祈願を兼ねて東京へでかけました。ANAのマイルを利用して、関西空港から飛行機で羽田空港へ。妊娠中の妻と初めて飛行に乗りましたが、安心して搭乗することができました。搭乗から飛行機を降り立つまで、どんなサポートをしてもらえるのかを実際の流れでレポートします。
利用条件
出産予定日を含めて28日以内に搭乗する場合、条件がありますので注意してください。当てはまる方は少ないとは思いますが、電車と違い飛行中何かあってもすぐに降りることができないので。
※出産予定日を含め7日以内:「診断書」の提出および「医師の同伴」が必要です。 ※出産予定日を含め8日以上28日以内:「診断書」の提出が必要です。 ・「診断書」はご搭乗の7日以内(ご搭乗日を含めて)に発行された「お客様が航空旅行を行われるにあたり、健康上支障がない」という旨、医師が明記したものとします。
※お持ちいただく診断書はANA所定の様式以外のものでも結構です。 ・お手続きにお時間をいただくこともございますので出発予定時刻の30分前を目安に搭乗手続きをお済ませください。- 天候その他の理由で目的地に到着できない事態が予想されるような場合、または飛行中にお客様の健康に悪影響を与えると考えられることが予測される場合には、ご搭乗をお断りすることもございますのでご了承ください。
搭乗時、妻は妊娠19週(5か月目)で、お腹もふっくらと出てきている状態でした。産婦人科のお医者さんに飛行機で旅行に行く旨を伝えて、OKをもらってから旅行に出発しています。
関西空港から羽田空港まで乗ってみた
利用したのは08:10出発のANA096便、平日の朝なので東京へ移動するビジネスマンが多かったです。
カウンターで妊娠中と申告
まずは妻と2人で関西空港のカウンターへ行き、妊娠中と申告。カウンターで聞かれるのは、「出産予定日・今日の体調はどうか」の2点です。悪阻はかなり落ち着いていたので、「予定日・体調は良好」と伝えました。「安全のため、機内の客室乗務員へ情報を引き継ぎます。」といってしばしパソコンへ情報を入力し、終了です。
この時に「宅空便」の手続きも同時に行いました。妊婦さんや、小さいお子さんを連れた方にとても便利なサービスです。詳しくはこちらの記事を。
ちなみに、ANA仕様のマタニティマークがあるので、欲しいと伝えたらもらうことができますよ。妻は気に入ってすぐにリュックにつけていました。
保安検査
こちらは特に注意事項はありません。いつも通り検査を受けるだけです。
ANAの機内持ち込み手荷物については、詳しく知りたい人はこちらから。
搭乗
利用したANA096便は関空を08:10に出発する、ビジネスマン御用達の便。大型のボーイング777-200で運行されていますが、ほぼ満席での出発でした。到着ゲートは19番、保安検査からすぐの所にあるので歩く距離が短くて助かります。
事前改札サービス
通常ならANAの上級会員(ダイヤモンドやプラチナというステータスを持った人)から順番に搭乗しますが、「妊娠中のお客様、や小さなお子さまをお連れのか…」というアナウンスを聞いたことはないでしょうか?
「事前改札サービス」といって、上級会員よりも先に搭乗することもできるんです。一番先に機内に入って荷物を置くことができるので、周りにきをつかうことがなく助かりました。妊婦さんや小さなお子さんはどうしても歩くスピードが遅くなったりしますし、この「事前改札」は使ったか方が良いと思いました。
座席はどこがいいか?
今回利用したのは、3人掛けの通路側から2席の5H・5J。到着後、すぐに飛行機から降りれるということで指定しました。後方座席になりますが、ANAのボーイング777-200には、2人掛けの座席が多く用意されていますので参考にしてみてください。
3人掛けの座席で通路側から2席利用して事前改札サービスで搭乗したとき、窓側の人が後からきたらせっかく着席しても再度席を立たないといけません。
5H・5Jは最前列なので足元にスペースがあるので立たなくてもよかったのですが、そんな事態を避けるためにも、2人で搭乗するときはできるだけ2人掛けの座席を指定することをお勧めします。
ANAあんしんご予約デスク
0570-029-701
受付時間:9:00~18:00(年中無休)
東京 03-6741-8702上記の番号におかけのうえ、音声ガイダンスをお聞きになり「1番」を選択してください。
飛行機に乗りなれていない方は、上記のデスクに電話して相談してみてください。
飛行中
搭乗したら、荷物をオーバーヘッドコンパートメントにしまい、シートベルトをして出発を待つだけ。離陸したあと、初めての飛行機に興奮したのかお腹の中の赤ちゃんは、ポコポコ動いていた妻が言ってました♪
着陸前に、CAさんからこんなプレゼントをいただけました。妻は大喜び♪産まれたときのために家で大切に保管しています。
到着後
こちらも通常と同じで、前の人から順番に降りることになります。
関空から「宅空便」を利用したので、ここでは預けた荷物を受け取るためにターンテーブルで待つことなく出口へ。「宅空便」とても便利です。
無事クリスマス仕様の羽田に到着。この後、JALの機体工場見学へ行きました(笑)
まとめ
お腹の中の赤ちゃんは飛行機デビュー。妊娠中の妻と初めて飛行に乗りましたが、CAさんなどのサポートもあり羽田まで安心して過ごすことができました。事前改札サービスは、妊婦さんや小さいお子さんをお連れの方にはとても助かるサービスです。ただ、離陸してしまうと電車と違ってすぐに降りることはできないので、体調がすぐれないときは旅行を中止する勇気も必要だと思います。次回は、産まれた後にお礼参りに行く予定。そのためにも頑張ってマイルを貯めなくては(笑)今から楽しみ!